2010年9月23日木曜日

たいせつなもの。

今日は、栄吉師から撥を頂いてしまいました。

とっても無造作に見えるところにざくざく入っていて
(清元の撥は、邦楽の中でもなかなか大きめです)
宝さがしのようでした。



















選んだふたつのうちこの右側のは
「ほおぉ、これはいいんだよね」
と言われ(楽器屋さんの常套句w)
ちょっと鼻が高くなっていたら
亡くなった栄三郎先生から譲り受けた、とのこと。

使えますか!使えますか?わたくしめが。。

まあ、使いますけれど。おほほ。

私が学生になったころは
芸大は志佐雄太夫先生になっていたので
面識が全くないのですが
そういえば、その分よく
先輩の太田さん(過去にも登場、おその姐さん)が
「私、栄三郎先生に習ったのが自慢なんだー」
って言っていたなあ。じゃ、今度自慢しようかな。

そういえば

この間、実家に帰ったときこれを見つけて。

この本、だいすきなんです。
安野光雅著 「あいうえおの本」

とってもしゃれている内容。
ちいさいころからたくさんながめました。
むすめにも見てもらえるのがうれしいなあ。
見つけられてよかったなあ。

今週はたくさん絵本も頂いたので
これはまた次の記事にしたいのですが

だいじにしてるものって
ちゃんと受け継いでいけたらいいなって
そこにもちゃんと意味があるよなって。

私は着物も三味線も(三味線棚も笑)撥も
頂き物ばっかりですが
「もらえてラッキー」
だけじゃなくて
くだすったかたの思いとか
道具にかけてきた愛情とか
そういうものも頂けてラッキーって思います。

あれ?やっぱりラッキー、なのか。ふふふ。

とにかく、もっともっと大事にして
そしてちゃんと使って行きたいと思います。

1 件のコメント:

  1. どんな内容の本だったか
    忘れてしまいましたが、
    この表紙は強烈に覚えていますね~。

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