2013年4月29日月曜日

平山佳子トリオで(実はデュオで)ライブしました。

リハのもよう



日菓さん、という京都でお菓子を作る2人組の
こちらの本の刊行イベントの「聴く日菓」のほうに
オープニングアクトとしてライブさせてもらいました。
場所は原宿のVACANT
ふたりでやるのがここのところ続いてしまっていますが
これはこれでとっても楽しいです。次は久しぶりに三人揃います。

メインは青葉市子さんのこれまたすばらしいライブ!
しびれました。


 このイベントのために用意された「音泉」(おんせん)
というお菓子です。音符が中央に、そちらから水の波紋が。
味はすきっとしていて、あら!という感じでした
(みなさんより一足お先に頂いちゃいました)

日菓のおひとり杉山さんは、先日まで私がをどりでお邪魔していた
上七軒の老舗「老松」さんにもお勤めで、
北野をどり中に楽屋までご本を持ってきてくださったのです。
なんだかとってもびっくりするうれしいご縁でした。

和菓子と小唄と楽しむきもちがとっても近くに感じられて
そして音とつながるお菓子を会場中で楽しんで
とっても豊かなイベントでした。

なんかにんまりしてしまいますね!

2013年4月9日火曜日

第61回 北野をどり

もうお邪魔して何年目になるのでしょうか。
今年も京都の花街、上七軒の「北野をどり」にて
地方(ぢかた)をさせて頂きに参りました。

京都の花街でももっとも歴史のある街。
小さいながらもとても素敵な歌舞練場で
14日間に渡って開催されます。



北野をどりは二部構成です。
一部が芸妓さんによるお芝居。二部は芸舞妓さんがたによる舞踊です。

本年は天狗と人間の女の子の恋物語。
こちらは東京から皆さんにお願いしまして
私は唄をうたわせていただきました。

松原奏風(清元梅吉)家元の作曲、楽しい作品です。

二部はなんと、三味線を弾かせて頂くことに。。
今年はさと幸さんのほかにいつも立方(踊り)のほうだった
勝也さんも三味線を弾かれましたよ。
清元を中心とした構成で京の春夏秋冬を追いました。

千秋楽には、、
丁度お芝居で町娘たちが私の前で踊るシーンがあるのですが
振り返るときに私を笑わすためだけに
尚そめさんは花道から歯に海苔をしこんでいたようで、
振り返ってこちらを向いたタイミングで口を開けてニカって。。
そのために
地方のさと幸さんに
「お師匠さん、千秋楽やから町娘の踊りをよく見て欲しいそうです」
なんて神妙な顔で言わせる徹底した仕込みっぷりにすっかり感心しましたよ笑

戦犯
3月22日にお邪魔して、4月7日の夜に東京に戻りました。
長らく留守にしていろいろな方にご面倒をお掛けしましたが、
おかげさまで素晴らしいをどりのお手伝いができました。
上七軒のすてきな街並がこれからも守られますように。

皆さん、本当にありがとうございました!