2010年9月18日土曜日

突貫工事終了前夜とその後。

なんだか急にとんでもない行動をする時ってありませんか?

ないですか?そうですか。

眉毛を急に切りたくなってしまって。
いや、最初はぼさぼさのものを
ちゃんとととのえるだけのつもりだったんですよ。
でも
はさみを持っているうちに

「江戸時代の既婚女性は眉毛を落としていた」
(これは武家のかたに限るのかな?)

とか、考えなくてもいいことが頭をよぎって

さらには郵便局かなんかで見た
いわゆる「青文字系雑誌の読モ」のみなさん










こんな感じ?
の眉はどうなってるのかしら
とか、余計なお世話なことを考えまして。

ま、要するにばっさりいってしまいまして
私、現状すっぴんがかなり人相悪いです。

そんな前夜。

翌日は前回かきました謎の「突貫工事」を
終了させるイベントがありまして。

じゃーん。お試験を受けて参りました。

いつぶりだ。実技試験。

今は亡き小唄の千紫の家元に
私が師範を頂戴する際に「三味線聴きたい」
とおっしゃって頂いて師匠に唄ってもらった。
…以来?
っていうか、これは試験という体でもなかったな。

この度、清元の社中名を頂戴することに無事なりました。
ありがたやー。

小唄の発祥が「清元お葉」さんである
という以外にも、つながりは多く
私が文化庁のインターンシップ研修員をさせて頂いた折
正式に清元のお勉強をさせて頂いておりまして。
舞台でも一節二節唄わせて頂く機会も多く
というか、なにより楽しいので、大好きなんです。

で、なぜ突貫工事かというと

一ヶ月くらいまえにふと清元の師匠に
「いま、結構時間あるんですよねー」
と言った一言からごろごろと急に物事が運びまして
急遽2週間ぐらいでお試験の準備を。。
でも、それもまたいい機会だったなと今は思えます。

晴れて来月頭に頂戴して参ります。

お家元(私自身は高輪派です)にも
「清元の魅力ってどこだと思いますか?」
ということを訊かれましたが
わたしは
太夫と三味線弾きの綱引きみたいなもの
これが他の邦楽ジャンルよりさらに色濃くて
例えば舞踊や芝居のときなら
舞踊家さん役者衆も込みで
みんなで遊び合える感じ。
それがいちばんにぽんと浮かびます。

もちろん他にもたくさんあるんですけど。

このことが
私のステップアップになるといいね
と真剣に考えてくださった師匠はじめ
応援してくださった皆々様に感謝です。

うーん、それにしても
試験って、緊張しますね〜
学生のころもこんな感じだったっけかなあ。
もう覚えていないなぁ。。。

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