2010年4月30日金曜日

歌舞伎座が消えること

今日で閉場式、とうとう現歌舞伎座が姿を消してしまいます。

まったくこのシリーズに足を運べず
(っていうか演目の偏りにもちょっと疑問もありつつ笑)
今日という日を迎えてしまいました
(ややおおげさ)

高校生のときが一番通ったのかな?
それとも仮面浪人中のときかな?

とても今みたいには楽しめなくて
お勉強みたいな格好で観ていたけれど
もちろん歌舞伎座は刺激的なスペースでした。

幕見でいい席をとろうと階段を急いで駆け上がったり
幕間に3階のだいすきなおでんに舌鼓をうったり

こんなひよっこなわたしでも
たくさんの思い出があります。

箏曲の会や、踊りの会が催されることも度々あったので
楽屋やそこに至る道(かならず迷う)も、
稽古場も、とっても印象深いものです。
もちろんそのときは役者衆を思ってミーハーな気持ちになったりも。

でも!

正直言うと

劇場の格好よさ
ただよう雰囲気
地の利

以外では、個人的にはあまり好きな劇場ではないので笑

あまり懐古趣味的な
近代化絶対反対!的な
気持ちにはまったくならず

「時代が変わりますなあ」

なおだやかな気持ちで見守っております。

今の時代にあった、そしてタイムマシンな劇場にもふさわしい
新しい、観る人も出る人も満足できる劇場になるといいですね。
楽しみです。


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んんー
でもこの予定図ってどうなんだろう笑

2010年4月29日木曜日

紙ふぶき舞う。

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(新郎自らも演奏しながらやってくる図)

ここのところ年単位で会っていなくて
(って、ほとんどみんなそうだけど…)
このうれしいお知らせもたまたま知れて
参加できて本当にうれしかったな。
新婦の陽子さんも、たくさん会ったり話したりしていたので
この二人が無事に(っておかしいか笑)幸せになってうれしい。

海ちゃんは学校の後輩でもあるのですが
卒業してから、本田祐也くんを通じて知り合って
以降、実は、結構、本当にお世話になって。
いつぞやはクリスマス当日だというに和食のお店で
確か大口くんと三人で一緒にライブしたこともあったなあ。
クリスマスソングやったりして楽しかったなぁ。和食屋さんだったけど。

感性が素敵で、おだやかに主張して、実ははっきりしていて
なんていうか、ズルイひとなんだよなぁ笑

ソフィーナボーテのCMとかもう何年も使われていて
きっと今売れっ子ちゃんで忙しいんだろうけど
雰囲気もなにもかもかわらずのテンポでほっとしました。

そして、まわりをかこむこれまたとっても久しぶりな面々も
すんなり話せて、やっぱりほっとして、素敵なんだよなあ。

そんなひとがらを反映してイベント盛りだくさんだった。
私もそろそろなにか動き出したいな〜
とちょっと思っちゃう一日。うずうず。

とにかくおめでとう!つきなみだけど、末永くお幸せに!

2010年4月26日月曜日

しんせいかつ

やっと東京も暖かくなって来ましたね。

戻って来てからは
地方の舞台で東明を二曲

小唄のご披露で糸を二曲
させてもらいました。

唄うのも気持ちがいいけれど
三味線はやっぱりたのしい。

そしてぎりぎりまでものを食べられる。
これは結構うれしい笑

東明流の方は、舞踊協会の公演でした。
お三味線で舞台をさせて頂くようになってから
まだそんなに日がないので
地方の経験もまだまだ少ないのですが
立方さんの足の音と決め場がピタッと来ると
なんとも気持ちのいいものですね。

来週から、ライブでお世話になってきたミュージシャンが
ぞくぞく結婚パーティ。
みんなそれぞれ生活が変わって
出てくる音楽もかわってくるのかな。

うちもむすめがかなりにんげんらしくなってきて
ちょっとおもしろくなってきました。

家事もします。
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あ、うそです。

いつも遊んでる支援センターに
ちびっこ用エプロンとバンダナがあったのでつけてみました。

車のおもちゃがそうじ機に見える〜

では。

2010年4月11日日曜日

忠臣蔵のこと

火曜日リハーサル、土曜日本番と日曜日はまた小唄のものがあって
ちょっとばたばたしていますが
少し気持ちは落ち着きました。

落ち着いたところで

北野をどりのことでちょっとお話したかったこと!

第二部の演目「俗曲十二段返し」
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おなじみの忠臣蔵を題材に
ちょっと軽い調子の音楽にのせて
早送りで12段をお届けする内容。
上七軒に伝わるものです。

これがね、やっぱりおもしろかった!

最終日に一回目の回は第一部しかのらなかったので
舞台稽古以来、客席から覗かせていただいたのですが

再演が続くわけですねー。
曲と詞章がまず面白いし
小道具なしで引き着のお姐さんがたが踊りこんでいく
その感じも演劇的ですばらしかった。

みんなが知っている題材を
面白く全体でみわたせるのってほんと見応えがある!

唄っている方としては
京ことばだし(イントネーションが)
早口気味だからちょっとたいへんですけど
その感じも軽さにつながっていいんだろうなあと思いました。

それにしても
忠臣蔵ってなんでこんなにみんなを惹き付けるのでしょう。
日本人らしい忠義心や人情や、登場人物それぞれの背景など
見所満載に描かれているんだよなあ。

で、フィナーレはまた、いつものようにきれいでした〜
舞妓さんがまた増えているみたいですね。
がんばってほしいですね。

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2010年4月6日火曜日

あしたで千秋楽。

と思った北野をどりですが

気がつけば残すところあと2回になっていました。

思わぬ方が見てくださっていたり
補助席がたくさん出ていたり

とっても楽しいことがいっぱいでしたが

なにしろ

毎日同じものを30回も唄うことができるのは
自分にとってなんという財産!

最初のうちは思うように声が出せなかったり
もどかしいことがたくさんありましたが

本当に本番を重ねられるのってぜいたくなんですね。

今年は特に身にしみました。

あ、終わったみたいになっている笑

じゃあ、ミーハーな写真でおしまい!

舞妓ちゃんの市桃ちゃん☆
まだお披露目してからそんなには経っていないと思うけれど
とっっっても太鼓が上手でした。楽しみですね〜

今藤政子さんともお話ししていたのですが
なにかひとつ秀でた方はなんでもすくすくお上手になられますよね。
芸質がいいってことなのかな。

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あ、私が保護者っぽいのは気にしないでください!