2011年8月24日水曜日

週末のあれこれ


来る8月27日(土)茅場町駅すぐの東京証券会館ホールにて
日本小唄連盟主催の「ゆかた会」が開催されます。

こちらは慈善の演奏会でもあり、また連盟の演奏会でも
最もカジュアルな敷居の低いものです。
序盤には名執でないかたを対象とした
「アマチュア天狗コーナー」というものも。
12時開演です。

私も今年も参加させて頂くことにしました。
48番 「卯の花」千紫巳恵佳です。
15時くらいでしょうか。
よろしかったらお運びくださいませ。


さて、先日稽古場からすぐの江戸東京博物館へ。

秋にご一緒する本條秀五郎さんが
中にある「中村座」の前で
端唄を演奏すると

たまたま知ってしまったので
こっそり行ってみました笑

テーマを決めて説明を交え
また確実な演奏で
とても見応えがありました。
なるほどなーと。

秀五郎さんの唄は
実は初めて伺ったのですが
びっくりするほど高い!すごい。

ちゃんと帰りに一声おかけして帰りましたよ。

しかし、江戸東京博物館、出来てすぐに行って以来だったのですが
格段におもしろくなりましたね。
もっとじっくり見れる時に再訪したいです。

帰ろうかと階段を上ろうとしたら
上から明らかな武士の扮装の方が!
ちょっと間を置いてスタッフのかたがいたので伺うと












こちらのイベントです、と。
私がすれ違った方は隠れキャラの
「参勤交代の大名に従って来た地方の藩士」
のよう。
お上りさん的にお江戸をうろうろしているんですねw

ちなみに
私も着物をきていたので
ちびっこからひそひそ声で
「ねえ、あのひともなんかなんじゃない?」
と言われてしまいましたとさ。ふふふ。

2011年8月8日月曜日

ほおずき会。

6日の土曜日、久しぶりにまた浅草は雷5656会館へ。

入り口からあのツリーを
邦楽を愛好する浅草の旦那衆、そして芸者衆による
毎年恒例「ほおずき会」です。
本年も、清元、小唄、俗曲、舞踊と様々な演目がずらり。

本年は、お弟子さんが千紫の名前を頂戴し
浅草のみなさまへの名披露目の意味もありまして
私が糸をつとめさせてもらいました。

浅草らしいほのぼのとした雰囲気の中
楽しんで「海老の子」と「うどんやさん」を唄われました。
海老の子は、家元が作ったとても短いながらおめでたい曲。
私もだいすきです。お家元も喜ばれたんじゃないかしら。

フィナーレの芸者衆の様子。
本年は打ち上げもお邪魔させて頂きましたが、
また日本を盛り上げて行きたいという皆さんの心意気。
そして芸者衆の気さくなお人柄。
とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
清元の初栄太夫お師匠さんがお話された
「舞台は楽しまなければ意味がないし、そのために
我々は力を惜しまない」といった主旨のお話が
とってもしみじみでした。
お師匠さんともたくさんいろんなお話ができて
また実り多かったです。

こちらが学ぶこと、得ることが多く
いつも夏のだいじな節目にさせて頂いています。
また来年の芸のご披露が楽しみですね。