2017年10月28日土曜日

神田の家で小唄を娯しむ会


小唄・端唄 伊吹派のお家元、イブちゃんこと伊吹清寿さんと
ふたりでイベントを催します。

神田明神のおとなり、有形文化財にしていされている
神田の家「井政」さんにて。

16時からお飲み物とおつまみでこちらの建物をお楽しみいただき、
17時ごろから小唄をあれこれお届け予定です。
木戸銭は3000円

すでに一度ふたりで候補曲を持ち寄って
唄ってみましたが、楽しい、、

ぜひ一緒にお江戸の夕べを過ごしましょう。

30名限定のため予約制です。
詳しくはこちらまで。
               http://www.facebook.com/events/528285224187942/


2017年8月21日月曜日

高山浴衣会








みなさんとても良い出来でした!
言い小唄をたくさんうたってくださいました。

芸妓衆も宴会でも盛り上げてくださり、
みんなで唄って踊って、
楽しく夜は更けました。

東京からも何人かお弟子さんが参加くださり、感謝です!






2017年7月3日月曜日

豊橋よいとこ


先週末、豊橋に初めて参りました。
お世話になっております、高山の舞踊家さん谷口裕和さんの会。

三重テレビのかたが発起人となって開催されました会場が

個人宅敷地内に50名収容可能の能舞台。。
西村能舞台さんでした。
いろいろ驚きました〜。

私は小唄振りの地方をつとめさせてもらい、
行きがかり上、長唄の黒髪も弾き唄いさせてもらいました
(すみません)


お笛の鳳声晴久氏と、開演前で余裕を見せている風のわたし。

小唄振りは
夜桜から始まり、上汐、虫の音、雪のだるま、
と四季を追いかけました。
雪のだるまは三杯で替唄をしまして、
吉田通れば〜を二杯目に
そして、豊橋の名産!?
ちくわと豊橋カレーうどんを強引に唄いこみまして
豊橋名物〜と三杯目にさせてもらいました。


豊橋カレーうどん、ご存知ですか?
まさかのダブル炭水化物、
カレーうどんととろろご飯が層になっているそうで、、
次回はチャレンジしたいです。


打ち上げの前に、
鳳声晴久氏、高山の囃子方の住田豊十郎氏、舞踊家の谷口裕和氏、わたし、です。

とてもいい経験となりました!
みなさまありがとうございました。


2017年6月9日金曜日

新作小唄



もう今度の日曜日のことになってしまいましたが、
この度、現代小唄作曲家グループの同人に混ぜていただき、、
初めて会に参加することになりました。。

立派な先輩諸氏にかこまれ恐縮しております。。

今回の会のテーマは
文芸、演劇、演芸
ということで
私はだいすきな平岩弓枝さんの
「女と味噌汁」
をイメージして小唄を作りました。


また、第1部は、それぞれの自由な小唄です。
私は傘の花というものと、
何度か唄っております
玉子かけごはん
という小唄を唄います。
糸は、何かとお世話になっております
小唄派の小唄幸三希さんにお願いしました。

6月11日日曜日、14時開演
紀尾井ホールです。

私はおいておいても皆さんの力作、
楽しみでしょうがありません\(^o^)/

私はまだまだ真似ごとのようで、
お恥ずかしいかぎりですが、
千紫の家元もたくさんすてきな小唄を残していますし、
どんどん愛される小唄が新しくできていくといいなあと思っています。

同人のなかではとても若くさせてもらっているので、
おそれずにいろいろ挑戦していけたらと思います。。


2017年5月12日金曜日

さつき会



明日、5月13日土曜日
三越劇場にて
小唄連盟によります
さつき会 があります。
こちらは賛助会員、いわゆる旦那衆的(女性もいらっしゃいます)
愛好家のみなさんが、小唄をご披露くださる会です。
みなさん本名でのご出演です。

千佳喜会からもご出演があり、私も糸をつとめます。

愛好家のみなさんがあってこそ、
一層の小唄の楽しみの拡まりにつながると思っております。
演奏家の会とはまた違ったとても楽しい雰囲気の会です。
よかったら足をお運びください。

12時開演です!
詳しくは小唄連盟ホームページまで。

2017年5月10日水曜日

神田の家での演奏



突然なんですし、季節もあれなのですが、
桜の美しいときの美しい場所での演奏の動画をいただいていたことを思い出しました。

演奏の拙さは置いておいて、
思い出に残るイベントでした。

八重一重という小唄です。

八重一重 山も朧に薄化粧
娘盛りはよい桜花
嵐に散らで 主さんに 
逢うてなまなか あとくやむ
恥ずかしいではないかいな

甘酸っぱい歌詞ですね!

2017年5月8日月曜日

いなたい考

近ごろ家人が「いなたい」という言葉を多用することに気がつきました。

前からだったような気もしますが、いま私が言葉に敏感になっているせいもあるかもしれません。

いなたい、、ふむ。

私は生まれも育ちもお江戸しかも下町のほうで、
最初のお稽古事の山田流箏曲から始まって、小唄の世界に入ってからも江戸弁をナチュラルに操るお姐さん、先輩がたに囲まれ、
なにかとお江戸の文化にどっぷりでした。
例えば小学校の先生は私を正しく呼べず
「しらやまさん」
と呼ばれていました。

なので、なんとなく西の発祥の言葉かな?
というものにはぴんときます。
いなたい、もそんな予感がありましたが、
あちこちで耳にするようになると
「それどういう意味?」と問いかけるのもなんだか野暮ったく感じられて
あいまいながらも同意したり、なるほどねえ、なんて感想を言ったりしていました。

家人はカタカナでいうところのミュージシャンなので、
音楽業界発祥のことばなのではないかしらという予想もありました。
どうやら簡単にググってみてもそのようですね。

泥臭い、とかヘタウマ、みたいに使われるとあります。でも語源は田舎っぽい、みたいなものではないかと。
おそらく家人やミュージシャンたちは
前者の意味で使っているのかな?
お詳しいかた、よかったら教えて欲しいです。

おばんざい
酒のあて
めちゃめちゃ

なんとなーく、お江戸で聴きなれなかった言葉には未だに
んん?
となってしまって使いづらい私です。
西の言葉の方が物珍しい感じで流行りやすいのでしょうか。

いなたい、も、いつか私も自然と口にするようになるのかなあ。

2017年3月27日月曜日

北野をどり


京都最古の花街上七軒の「北野をどり」
本年も唄でお手伝いさせていただいております。

3月25日〜4月7日まで
13時半〜
16時〜
1日2回公演です。
上七軒歌舞練場にて

松原奏風(清元梅吉先生)作曲の
舞踊劇
「ゑにしの宮」
と、同じく
梅吉先生の作品による舞踊集
「旅情ところどころ」
そして
フィナーレの「上七軒夜曲」の三部構成です。


2017年2月6日月曜日

立春もすぎて



こんにちは!
先週末のお節分は、ここのところ私の恒例となっています、
高山の料亭洲さきさんでの節分祭に。
芸妓衆の地方を務めに参りましたよ。


とても大きな規模の節分祭なのですが、
旦那衆のその年の年番さんがまずご挨拶し、
芸妓衆が3組にわかれまして座附をご披露
(こちらの唄と浄瑠璃をわたしが助演でつとめました)

旦那衆の代表によりご祝儀曲が披露され、
ここでやっと無礼講。

その後、年番さんたちによる衣装付き!
の歌舞伎の演目の芝居が。
今年は、飛騨の匠が作ったからくり人形の石橋が助けてくれる、というオチのついた鏡山でした。
(今年の年番さんたちはまたお上手だったなあ)

その後やっとみんなで豆撒きです。

大勢さまなのにお客様は本当にお着物の方が多くて、
高山という土地のすごさを思い知らされます。
こういうものが地方からも大事にされると、
日本全体がなにか変わっていくきっかけになるかもなあと感じてしまいます。

あと、助演がいらないくらい芸妓さんが増えるといいなあ。。



おまけ。
終わって出演者裏方みんなで打上げ。
やはりお手伝いの岐阜の幇間衆が
金のシャチホコ。

手前の高山の芸妓衆もうずうずと、
この後4体!のシャチホコに。笑

名古屋城より多い。。




2017年1月30日月曜日

久しぶりに

2月18日(土)茅場町の証券会館ホールにて、
 久しぶりに(公)日本小唄連盟の公演に出演させて頂くことになりました。 
なぜか千紫のトリで59番「梅が 香」と「がん首」を唄います。
糸は千紫巴奈恵師です。

チケットも売るほどございますので (実際売っておりますので)
よかったら、春の風を小唄で感じにいらしてくださいませ。

 プログラムはこちらにあります。

お問い合わせはこちらまで。

2017年1月12日木曜日

気がつけば睦月。



あけましておめでとうございます。。。 
 こんなに投稿していなかったのですね。。  
相変わらずいろいろなおしごとや舞台などさせていただいております。 
本年も宜しくお願いします(説得力ゼロ) 

 さて、昨年より稽古場の活性化を主目的として 稽古場にかわらばんを作りました。 
今年は第2号を発刊できました。
お弟子さん同士の交流や、活動報告、 
新しいお弟子さんの紹介や今後の予定などです。
ARUGA DESIGNの有賀さんにデザインしてもらいましたよ。
いつもありがとうございます!
おかげさまでお稽古場の雰囲気もわかるので、
興味のあるかたにもお渡しさせて頂いております。

今年は早速2月18日(土)東京証券ホールにて
小唄連盟の演奏会「華風会」に出演します。

また、6月には、なぜか会員に推挙いただいてしまい、、
小唄作曲会に参加させていただくことになりました。
錚々たる諸先輩の中、自分らしい小唄に挑戦してみます。

ほか、北野をどりにも唄わせていただきにお邪魔しまして、
一中節の仕事もちらほらいただいております。

またあちこちお邪魔する一年になりそうです。
どこかで耳にしていただける機会があると幸いです。
今年も宜しくお願いします。(そしてふたたび)