本日長唄の「今藤政太郎邦楽リサイタル」を拝聴しました。
創邦という作曲のグループで清元栄吉師とご一緒で
栄吉師が収録の時間がかぶってしまったので
私がかわりにお祝いをお遣いというあれだったのですが。
今年オープンしたばかりの渋谷区の新しい施設内のホール。
しかも邦楽を中心に小屋の雰囲気を重視と聞いていたので
どんなホールなのか気になって気になって。
お電話にとびついて「行きます!」でした。
渋谷区側のイメージ図 |
お客様も大半が初めてと予想され、かなり特殊な空気でした。
開演前のざわめき |
演目は、今藤流らしい「秋の色種」
政太郎氏の創作もの
そして問答入りの「勧進帳」
長唄って、なんていうか名曲が多いですよね。
今日の演奏曲はどれもすばらしかったのですが
勧進帳は別格で、鏡獅子とかもそうですが
もう
あのリフみたいなのに戻ってきただけで
ぐぐぐと涙腺がゆるんでしまう。
それに今日は唄のタテが東音の宮田哲男先生で
個人的に大ファンなのですが、
んもうあの声の迫力は、やっぱり格が…。
今藤政太郎さんはいつも曲の解説もわかりやすいし
呼んでらっしゃる助演のかたもすばらしいし
曲の構成力と言うか
音の形の整えかたみたいなところで特にすばらしいなあと
いつも感服してしまいます。
で、私、このホール結構すきかもです!
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