2007年11月11日日曜日

さみしい。

��このブログも?)
すぐに植物がしょぼくれた。
テレビの隣に飾っていたから
なんか吸い取ってくれた気もした。

今日は浅草の出稽古の日でした。
酉の市だというのをすっかり忘れていた。
ちょっと場所は離れているけれど
なんとなく雨のわりにみんないきいきしていた。

そのまま夜は向島に行きました。
お寺さんへ。

かなり新聞などにも大きく載ったようで
何人かからご連絡も頂いてしまったのですが
私の大好きな、大尊敬な、小唄の大家でらっしゃる
千紫千恵お家元が先日8日に
104歳で私たちの前から去っていかれました。
とてもとっても残念です。
今年に入ってからは舞台をお休みされていましたが
つい最近まで舞台にいきいきといらっしゃった気がするので
なんだか、本当にまだぴんとこないというか。

芸に対する信念は本当にすごいものなのに
楽屋やお宅でのふっとした瞬間に
ほんとうにかわいらしい!笑顔をなさっていて
小粋なことを本当にさらっとおっしゃるのが本当に印象的。

私は、出会った時はもう御歳90をゆうに超えてらしたのですが
年齢を超えたオーラに圧倒されたものです。。
それ以来お会いする時間は宝物のようでした。
100歳を超えたあたりから、舞台に出るたびに
年齢を紹介されることが増えてしまって、
「まるで年寄りみたいじゃないか。」
と笑っていらしたのが、いい思い出です。

明日はお葬式。

私もまたきもちを改める機会になってしまったようです。

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