2015年12月2日水曜日

昭和と平成

むかしはお稽古を簡単にテープに録音できなかったから、大変だったという話。
師匠が今日突然おはなしになった。

昨日直されたところも今日になったらなんか違うことを言われている気がする。
でも証拠も確証もないし、まさかお師匠さんには言えない。



ひところは、会社のお偉いさんが会社を抜け出しては小唄のお稽古に通っていたものです。
(いまもうちに来てくださる方はこういう方も多いけれど)
とある女社長さんは厳しくて有名で社員のみなさんはいつもどこかびくびくしていたらしい。
けどそんなテープのない時分、小唄の稽古に行くと、お師匠さんになかなかそういう歯がゆい気持ちを伝えるわけにもいかずなんとも言えない表情になっていたようです。

社員さんたちは普段とは違ったそんな社長さんの様子を想像するのが可笑しくて、
喜んで社長さんを小唄のお稽古に送りだしてたんですって。



先日、高山で、岐阜全体のロータリーの記念会がとても盛大に催され、私も小唄振りの演奏で参加させてもらいました。
高山の舞踊家さん、谷口裕和師に小唄の春夏秋冬をすてきに踊り分けてもらいました。

合わせるのは当日のみでしたが、
音源を録音してメールでお送りしたり、アイデアもメールや電話で話し合ったり、
忙しくても距離があっても、べんりな世の中になりましたね。


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