「花柳章太郎ーその人と芸ー」
を観に行ってきました!
言わずと知れた新派の花形。
そして革命的な方。
昭和の演劇史に於いて重要な人物。
この写真がとても有名 |
…と、いいましても
私、歌舞伎に足しげく通っていたときも
どうも新派の世界に興味を持てず
お名前だけしか存じ上げないことが長かった。。
そういえばちゃんとすばらしさに気づいたのは
高校生の時、私の全てのきっかけとなった
カットモデルをしていた美容室「boy」から。
私は当時柳橋に住んでいたのですが
それを話すと真っ先に花柳章太郎氏のお名前が挙がる。
確かに碑が建っていたし、
知らないかたではなかったんだけど。
「ほんと、あの美の探究心には恐れ入るよね」
みたいなことを言われて、ふーん。って。
と、いえばの「日本橋」のお千世 |
思えばそこから私の道はつながったのかなぁ。
地下の展示室のみを使った特別展ながら
衣装、芸の歩み、創作物あれこれ、
もう、大変な見応えでした。
文京区の資料館ですからそのつながりが軸でしたが。
今回新たに知ったことは
柳橋から晩年家族で原宿に越されているんですね。
こちらもすてきな一軒家のお写真でした。
柳橋、日本橋(浜町だけど)、から
原宿村お隣の代々木村に越した身としては
勝手に因縁を感じて嬉しくなってしまいました。
あ、少し強引でしたね。
中で上映されていた舞台の録画も
下座の新内や清元もよくって
ああいう世界観、大事にしたいなあって
好きだなあってやっぱり思いました。
ちょっと今と違うんだよなぁ。
時代なんだろうとは思いますが。
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