2010年11月21日日曜日

自分の唄をうたう。

久しぶりに、オリジナルを含めたライブで出演しました。

場所は根津教会。

今アツい谷根千という地域のど真ん中ですね。

…最初に申しますと

私当日iPhoneを忘れるという大失態をいたしまして
○音が録れない
○写真が撮れない
○電話が出来ない
○メイル読めない
○空き時間にツイート出来ない
(これは別にいいか)

これが一台で済むようになっていて
なんて荷物が少なくなってうれしい反面
こういうことが起こるんだということを学びました。
はい、いまさら。

ということで、会場を下見したときの画像でお楽しみください。

またこれがね、本当にすてきな場所なんですよ。
文化庁登録有形文化財で大正8年建築だとか。もちろん本気の木造です。
最近リニューアルしたばかりとのことで
そのままでありながらとってもきれいな設備でした。

写真でもなんとなく見えるかと思いますが
天井がドーム型なのでよく響くんですよね〜

こちらで小唄を何曲か
それからこちらではおなじみのTubaの木村仁哉くんを迎え
端唄の「きりぎりす」を一緒にやって
「マメ知識」
「拾弐時過ギタ山手線」
を唄+三味線、Tubaでデュオ演奏しました。

リハのときは淡々とやっていたんですけれど
んもう、お客様の前に立ったら
久しぶりに唄えるのが嬉しすぎて嬉しすぎて!
気持ちが高まりすぎて(そしてまたしゃべりすぎて)
かなり感情の暑苦しい演奏のライブになってしまった気がします。
んがー、楽しかったんです〜。

他にも中国琵琶の名手(しかも美人)の
ゴイスーな演奏やら
月琴の入った珍しいスタイルの地唄の演奏やら
クラリネットビオラピアノのトリオ演奏やら
本当に「明治時代の音楽会」みたいで楽しかった。
ちょっとお客様が羨ましいような。

突然だったけど誘って頂けてよかったなー

仁哉くんと二人っきりって初めてで
どうなるかと思ったら(自分で発案しておきながら)
普通に「聞きやすい」とも好評だったので
(会場のせいもあると思うけれど)
また新しい可能性も視野にいれつつ。

にぎやかにバンドも楽しいけど
それぞれのがっぷり四つな演奏も
…もっと余裕もって楽しめるように
またいいきっかけをもらったような一日になりました。

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