2016年6月16日木曜日

立ち会いましたよ。


今年92歳ですって。
「やっぱり生で観ておきたいなあ」と思って
発売日にチケット取りました笑

昨日いってきましたよ〜

予想通り年齢層高めでしたが
みなさんとくに殿方がおしゃれで
イメージ
わたしももっとお洒落していけばよかったなあと
入り口ですでに後悔しつつ入場しました。
(むしろお稽古のままだったので着物で行けばよかった)
発券したときは3階席だったのですが、三階席のひとだけ入口が違う。
ん?
と思ったらチケットを書き換えられ、二階席に変更。
んんん?

そ、そうなのです、、
客席に着いて覗いたら、三階席にひとを入れていなかったのです。
ああ、申し訳ない。最後の日本公演だというのに埋められなくて。。
となぜか主催者側のような気持ちを抱えながら開演です。

いやー、すごいですよ。100分くらいだったかな、
一回も水飲まないんです(そもそも用意している気配もない)
それでビュンビュン声が出るんですね。
MCも軽妙なジョークを挟みつつ
(たぶん)


バンドもうそみたいな安定感で
ちょいちょいギターの音がダサめだったり
(褒めています)
コーラスの女性ふたりが独特だったり
ドラムが本当にいい音できもちよかったり。
そんななかで、
大御所っぽい所謂ハズシ芸やビブラート芸ではなく
心地よく声を出していくアズナブール氏。


序盤で脱いだジャケットがピアノに置かれた時
「ああ、このためにピアノは蓋を閉めていたのか」
とか絶対に違うであろうことまでつい思ってしまう空間の説得力も。
隣の席の女性は片時もオペラグラスを離しませんでした
(肉眼で見なくてもいいのかな)

まあ、若いころと比べたら
細かいことを言い出したらキリはないのでしょうが
声が伸びやかに出て、余裕があって、
なにしろ楽しそうで、
本当にすごいものを見てしまった。という感じでした。。

そもそも91才でカッコよく立っていることだけでも奇跡ですよね。
(しかもフランスからやってきて)

名曲もたっぷり、ファンサービスもたっぷり、
なんだか生き様も音楽みたいなかたなんだろうなあ
ついつい思ってしまう貴重な時間でした。
今日のオーラスもがんばってください!
(とNHKホールの方向に向かって)

アズナブール氏、もちろん名曲ばかりですが
80を過ぎてから発売されたこちら。
エルトンジョンやプラシドドミンゴ
スティングにキャロルキング!などなど
という夢みたいな面子とのデュオが楽しめて
おなかいっぱいすぎるこちらの二枚組もぜひ。




楽しいアルバム

あ、オフィシャルには「アズナヴール」なんですね。。
ヴ。ね。

0 件のコメント:

コメントを投稿