2010年6月9日水曜日

夏の小唄は?

今月は、お弟子さんとその周りの旦那衆
(ありがたいことに輪っかがいつも広がるのです)で、
ちょっとした小唄の会を催します。

唄いたい曲を皆さんに事前に挙げてもらっているのですが
自然と夏の曲をお選びのようですね。
その時々を演じればいいと思うし
どうしても重なってしまうことも多いから
季節は別にいいかなーと思うこともありますが、
やっぱり小唄をやっている以上は
季節を感じて(さきどりして)いた方がいいのでしょうね。

で、どれどれ。

「上汐」ふむ。
「涼み舟」ほう。
「辰巳の左褄」ふーむ。

って、ちょっと挙げて頂いただけで
な、長いの多くないですか!?

言い訳じゃないですけど
我が派、千紫の小唄は短くてさっぱりしたものが得意でして…
長いとね、結局曲数は減るし楽なのかもしれませんが
手ほどきがいろいろなお師匠さんの皆さんの小唄で
長いものやるのは…えっと、まあそれなりに弾く方は…
緊張感というか様子伺いつつが長くなるわけで…苦笑

と、思ってちょっと考えていたら

あれですね、夏の小唄って長いの多いのかもしれませんね。
木小屋とか、両国とか、
人気があるものちょっと考えてもな、ながい。

ということで諦めて(!?)じっくり取り組んでみます。

そんなこちらもとってもお勉強になる皆さんの小唄自慢なのでした…

に、しても

この 芭蕉のきもの。
(あ、もちろん絹ですが)

もう先に着ていますけど


こういうのはさきどりとは


…やっぱり違うのでしょうねえ。


暑さがはんぱない現代での着物の選びかた。
いろんなご意見をうかがいたいところ。

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