歳末の歳の市の唄です。
〽
年に一度の市みやげ 笹の葉にお福か 弓破魔 羽子板
海老に橙 本だわら さわら 木鉢か本枡か
エェ 御酒の口 それぴっかりぴっかりと
光る縁起のもの買わしゃんせ
下町育ちのせいかこの曲すごく好きですぐ教えちゃうんですが
なにしろ年末前しか唄えないです。
しかし!この曲には替え歌があり
しかも、うちの千紫のお家元が得意とされていました。
(お正月番組でもかつてご披露なされたと記憶)
ので、たまに、その替歌「お福可愛や」を!と言われます。
これなら新年も唄えるし。ええ。
替え歌って結構むづかしいのが多いんですよね。。
言葉の数もジャストのものならそのまま唄えるけど
間合いや、メロディラインも変わりがちなので。
でもよく考えたらそれってメロディアレンジの勉強になるのかも。
(なんで今までそう考えられなかったのか!!)
…で、やっと本題。
〽
お福可愛いや 紅かねつけて…
んん、紅かねつけて?…カネってなに??
この言葉、今までよく考えたらスルーしていました。
すごく良く出てくる。確か道成寺にも。。
「お化粧品まわりだろうなー」くらいで勝手に自己解決。
最近は質問に積極的なお弟子さんに恵まれているため
いい機会だからやっとこさ調べました。。(ああ無知なわたし)
かね、、
それはお歯黒のこと。。。
(ああすみません)
いつも質問女王だった私に
清元の師匠がすすめてくれた
「江戸語の辞典」
こうして日々大活躍でございます。
ふぁあ、そうか、お歯黒か〜
小唄はご存知の通り、もうすっごい数の曲があります。
つど復習していないと絶対覚えられません(私は)
こうして(特に質問好きな笑)お弟子さん達のお陰で
日々、私もお勉強、復習させて頂いています。。
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