2008年2月1日金曜日

学成り難し。。

歳末の歳の市の唄です。

年に一度の市みやげ 笹の葉にお福か 弓破魔 羽子板
海老に橙 本だわら さわら 木鉢か本枡か
エェ 御酒の口 それぴっかりぴっかりと
光る縁起のもの買わしゃんせ

下町育ちのせいかこの曲すごく好きですぐ教えちゃうんですが
なにしろ年末前しか唄えないです。
しかし!この曲には替え歌があり
しかも、うちの千紫のお家元が得意とされていました。
(お正月番組でもかつてご披露なされたと記憶)

ので、たまに、その替歌「お福可愛や」を!と言われます。
これなら新年も唄えるし。ええ。

替え歌って結構むづかしいのが多いんですよね。。
言葉の数もジャストのものならそのまま唄えるけど
間合いや、メロディラインも変わりがちなので。

でもよく考えたらそれってメロディアレンジの勉強になるのかも。
(なんで今までそう考えられなかったのか!!)

…で、やっと本題。

お福可愛いや 紅かねつけて…

んん、紅かねつけて?…カネってなに??
この言葉、今までよく考えたらスルーしていました。
すごく良く出てくる。確か道成寺にも。。
「お化粧品まわりだろうなー」くらいで勝手に自己解決。
最近は質問に積極的なお弟子さんに恵まれているため
いい機会だからやっとこさ調べました。。(ああ無知なわたし)

必需品
かね、、

それはお歯黒のこと。。。
(ああすみません)

いつも質問女王だった私に
清元の師匠がすすめてくれた
「江戸語の辞典」
こうして日々大活躍でございます。


ふぁあ、そうか、お歯黒か〜



小唄はご存知の通り、もうすっごい数の曲があります。
つど復習していないと絶対覚えられません(私は)
こうして(特に質問好きな笑)お弟子さん達のお陰で
日々、私もお勉強、復習させて頂いています。。

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