もう話が前後しすぎてなにがなにやらですが
去る9月10日の土曜日に東京証券会館ホールでの勉強会に参加しました。
私がやっている東明流というお三味線のジャンルと
古曲に分類される宮薗節というジャンルの勉強会です。
私は3曲出演しましたが、こちらは私がタテ(コンサートマスター的な)
をさせて頂いた「桜川」という曲の演奏時のお写真(をまた頂きました)
ワキを弾いてくださったのは清元延美葉さんこと東明吟美さん
唄のタテ(私の隣)は端唄の神田福丸さんこと東明雀舟さん
ワキに小唄の春日とよ津満さんこと東明伶舟さん
なんていうかぜいたくなメンバーで弾かせて頂きましたよ。
しかも16分の大曲です(東明流はわりと短いのです)
から続く会のメンバーでの勉強会でした。
東明流は、なんていうか三味線のアクロバット的な。
この私が弾いた「桜川」と言う曲は
通算で調子替えが7回あるんです。
本調子→二上り→本調子→三下り→六下り→
三下り→本調子→二上り
で、やっと終わるという。
昭和に邦楽のいろんなエッセンスを盛り込んでできた
趣味性のつよい音楽です。これがまたおもしろい。
私の小唄の師匠がやっていらした関係で
なんとなくで始めてしまったのですが
おかげでお三味線が好きになりました。
たまに舞踊会などでも東明流は出ますので
機会があったら聴いて頂きたいです。
ちなみに流祖の平岡吟舟は、小唄もたくさん作っていますが
ベースボールを日本に輸入した方でもあるそうです。
そういえばそんな感じの音楽です。
いや、新しいものを取り入れるという意味で。