2011年8月8日月曜日

ほおずき会。

6日の土曜日、久しぶりにまた浅草は雷5656会館へ。

入り口からあのツリーを
邦楽を愛好する浅草の旦那衆、そして芸者衆による
毎年恒例「ほおずき会」です。
本年も、清元、小唄、俗曲、舞踊と様々な演目がずらり。

本年は、お弟子さんが千紫の名前を頂戴し
浅草のみなさまへの名披露目の意味もありまして
私が糸をつとめさせてもらいました。

浅草らしいほのぼのとした雰囲気の中
楽しんで「海老の子」と「うどんやさん」を唄われました。
海老の子は、家元が作ったとても短いながらおめでたい曲。
私もだいすきです。お家元も喜ばれたんじゃないかしら。

フィナーレの芸者衆の様子。
本年は打ち上げもお邪魔させて頂きましたが、
また日本を盛り上げて行きたいという皆さんの心意気。
そして芸者衆の気さくなお人柄。
とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
清元の初栄太夫お師匠さんがお話された
「舞台は楽しまなければ意味がないし、そのために
我々は力を惜しまない」といった主旨のお話が
とってもしみじみでした。
お師匠さんともたくさんいろんなお話ができて
また実り多かったです。

こちらが学ぶこと、得ることが多く
いつも夏のだいじな節目にさせて頂いています。
また来年の芸のご披露が楽しみですね。

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