2011年7月23日土曜日

客席から。

えー、そして本日は
秋にご一緒する本條秀五郎さんにお招き頂き
本條秀太郎氏の「俚奏楽」の演奏会に初めてお邪魔しました。












本條先生は言わずと知れた三味線小曲のオーソリティですが
演奏会自体にもとても工夫と趣向が感じられました。

舞台下手に衣桁が置かれ、そちらに掛けた夏の薄物に
リアルタイムで歌詞が投影されていました。
これとてもステキ。

ご挨拶にお邪魔したあのお稽古場の
お洒落な雰囲気そのままの会でした。

演奏会はいろいろな目的や趣向でいいと思うのですが
こちらの今日の演奏会は
「お客様に楽しんで頂きたい」
という気持ちがよく伝わる会で、とてもこれも勉強になりました。

それにしても、秀五郎さんはほんとにツボも間合いも
音色の工夫もやっぱり素晴らしくて、
増々ご一緒する秋が楽しみになりました。

…って、私もがんばらねばー。

助産院でうたう。

私は2年半前に松が丘助産院というすばらしいところで
出産を経験したのですが、
こちらではミュージシャンの卒業生も多く
年に二回ほど交流会での音楽会が催されています。

懐かしい坂道
日程が合わなくて一度しか参加出来ていなかったのですが
先日、久々に行って参りました。

準備をしながら袖から拝見
到着すると、台風と言われている中、たくさんのお母さんと赤ちゃんが!
わらわらみんな大人しくじっくり聞いています。
…っていうか興味津々です。

私はお江戸日本橋と(こちゃえ節と)
晴れて雲間
雨や大風

を唄うつもりでしたが(お天気に合わせて)

その後なぜかアンコールのお声を頂戴し
惚れて通う、と、向う横町(葭町新道)も
唄ってみました。わたし自身も楽しかったー。

私の前にはオペラ歌手の
鳥木弥生さんががっつり歌ってらしたので
いろんな声の種類にびっくりしたかな。

そうそう、サイトにもありますが
院長宗さんは「東京里帰りプロジェクト」を主宰されてます。
こちらを利用されている福島県からのすてきな母子にもお会い出来
なんだかほっとする気持ちになりました。

よく寝る子だったなあ。ふふ。
帰る頃には今夜のお食事の仕込みが始まっていました。
あああああ久しぶりに松が丘のごはん食べたかったな。。。
おかげさまでむすめはアレルギーひとつなく
熱を出すのも半年に一度というウルトラ健康優良児です。。

小唄はポップスでもあるので、場所によってこちらも楽しみがあり
また弾き唄いもやっぱりとっても楽しくて、ほくほくで帰宅致しました。


2011年7月16日土曜日

涼しげ(な、見た目)

お恥ずかしい話(なのかな)
何年振りかの久しぶりで浴衣を誂えました。

絽で、秋草柄です
浴衣、おそらく結構持っているほうだとは思うのですが
いかんせん同じものばかり袖を通してしまいます。
お稽古の時に着ることが多いので
ちゃんとして見える、落ち着いて見える、などの要素により。
あとはお出かけ着っぽいもの。

なので、誂えました。

ヘビロテのものと同じ竺仙さんのものです。

小唄の浴衣会などでもそうですが
「花火大会」的な用途と違って
お太鼓を締めて足袋を履くことがほとんどなので
広襟(ふっくらして見えますね)に仕立てました。

バチ襟もすっきりしていていいですけれど。

しかし、まだ7月折り返したところだというのに
暑いですね。。。

2011年7月13日水曜日

さしむかい。

結局とても暑い毎日ですね。みなさんお体大丈夫でしょうか?

ちょっと訳あって、浜町のお稽古場の写真を撮ったりしていました。


さ、殺風景。。。

facebookにも載せたら、「緊張感があっていい」とか
そういった類いのコメントを頂戴したのですが

うーん、

お花やお茶や謡のお稽古ならそれがいいのでしょうが
江戸小唄をやるにはちょっとつまらないな。とようやく思いました。

今自宅では実質お稽古をしていないのですが
よっぽど自宅の方が雰囲気的には…

ということで

近日中にわたしの思う「小唄のお稽古場」にリニューアルしようかと!

さてどうなりますやら。